東京国立近代美術館本館 増改築

2001年竣工(坂倉建築研究所にて担当)
東京都千代田区
美術館(増改築)
鉄筋コンクリート造 鉄骨造
地上4階・地下1階建
敷地面積 5578u
建築面積 3327u
延床面積 14439u
■第46回BCS賞特別賞/建築業協会(2005)他受賞多数
(☆印の撮影 SS東京)
http://www.momat.go.jp/

 

皇居の傍らに建つ美術館の増改築。
既存建物は、故谷口吉郎氏の設計による日本を代表する近代建築(1969年竣工)です。
耐震補強を含む増改築で、増築建物で既存建物を補強する特殊な工法が採用されました。
新たな耐震壁が展示室に出てくることはなく、広々とした展示空間を作ることができました。
また、皇居側の外観にも補強の影響はなく、前のイメージを保っています。
一方、アプローチは開放感のある広場になりました。レクチャー等を行う講堂、お堀に面するレストラン、ショップ等も新たに整備されています。
展示も含めて、より開かれた美術館を目指すという館の姿勢によるものです。


 

 

 

 

 

 

 

               
アプローチ広場 11年10月 
 
 
 
 
                 
                 
               
12年7月 
 
 
 
 
                 
                 
               
常設展示模様替え前の展示 12年7月 
 
 
 
 
                 
                 
               
皇居が望める4階休憩コーナー 
 
 
 
 
                 
                 
               
常設展示 12年7月